【Beneficial & Innovative Translation】

300以上の企業の通翻訳担当!
英語通翻訳力を活かし
企業の海外業務を支援!将棋/護身術研修も実施中!

○末次哲学○

○商社の発想その1

  • 末次通訳事務所 <兵法・英語二刀一流>
  • at 2008/5/29 14:07:33

受講者の皆様、
 
おはよう御座います。
通信講座の皆様には送付済みでしたが
以下は、日経新聞の記事を入力したものです (thanks, nobuko)。
 
以下に記載の発想は、「商社の発想」です。
商社の発想とは、関係者が皆、自然に利を得る様に
取り組んでいく事です。
 
以下の記事では、MULTI-WINとあります。
この発想が、商社の発想です。
私はこの発想に基づいていつも動いています。
恋愛相談に付いても然りです。
------------------
 
キシリトールはシラカバなどから抽出した物質から作る甘味料で、フィンランドで最初に生産されました。
ただ1990年代前半の日本では知られていませんでした。理解を広めるには専門家の支持がほしい、
そう考えた私は全国の歯科大学を回り、学会にも頻繁に顔を出して、何百人もの歯科医の方に会いました。
 
「キシリトールは虫歯の原因になりにくい甘味料です。」 と説明すると、意外にも多くの歯科医が拒絶反応を示しました。
「虫歯が減ったらもうからなくなる」 と彼らは考えたのです。
歯科専門商社に勤めていた大竹喜一さんと出会ったのはそんな時です。「虫歯予防こそが歯科医の仕事であるべきだ」
という大竹さんの意見が突破口になりました。「虫歯にならないために歯科医に行く」 というビジネスモデルを作ればいい、
とひらめいたのです。
 
フィンランドには、虫歯菌の数を測定する検査機器があり、キシリトール入りガムをかむと虫歯菌の数が減るという報告が
あります。私は、この機器とキシリトールをセットにして 「予防歯科」を提案して回りました。虫歯になって歯科医に行く人は
全体の1割ほど。残りの9割の健康の歯の持ち主も対象にした医療ビジネスの方が利益は大きくなる、という発想です。
 
大手メーカーには甘味料にキシリトールを100%使用した歯科専用ガムの発売を提案しました。砂糖より高価なキシリトールを
使えば利益はわずかです。 「宣伝効果は大きい。だまされたと思って作ってください」。渋るガム会社を説得しました。
97年、キシリトール認可の直後に歯科専用ガムも発売され、ブームは起きました。
消費者、歯科医、専門商社、ガムメーカー、キシリトール生産者の我々の皆が勝者となる
 「マルチWIN(ウィン)」の関係がここにあったのです。みんなが満足できる
「マルチWIN」のしくみをどうつくるか。商売の成否のカギはここにある、と私は確信しています。
 
---ー---ー---------------------
【末次通訳事務所】


  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://fukuoka.shoplog.jp/tb.cgi/808